編み加減はゆるい?きつい?どっちがいい?
編み物は、その人その人の手の加減で同じ号針、同じ毛糸、同じ模様で編んでも大きさが異なります。
他の誰とも違う、その人だけのオリジナルの編地が出来上がります。
私は自分のセーターを編む時、空気を含ませるようなふんわりゆったり、つまりゆるく編むようにしています。
ゆるく編むと、着用した時も肌当たりも良い、柔らかな、着心地の良いものに仕上がると考えています。これは私の好みです。
もしも手の加減が緩くなってしまうとお悩みの方がいらっしゃれば、編地のキツさユルさよりも、仕上がる作品の感じを想像してみて下さい。それに合わせて編地のゲージを調整できるようになれば上級ですね。ゆったり柔らかな編地を目標にするのなら、”緩くなってしまう”事は悪い事でありません。
反対のきつく編む方もしかり。しっかりとした編地も作品によると必要な事です。
資格を取るような場合は、お手本通りのきつくなく、ゆるくない(標準と呼びますか)ゲージを目標にしなければなりませんが、着る人がそれを好きならそれが正解と思います。
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